☆グリーンワルト財団第2期研修生クリストフ・ブリュッティング君の第4回目の報告です☆

2011年12月21日 | 投稿者: GRUENWALD | カテゴリー: ブログ

今年の9月20日にドイツから来日したクリストフ・ブリュッティング君が3か月の日本滞在を終えて、12月20日にドイツに帰国致しました。その数週間前に彼が寄稿した第4回目の報告書を皆様に御紹介いたします。

親切にも岡本理事長ご夫妻は奥様の実家のある富山に連れて行って下さいました。富山は日本海側に面していて、3000メーターの山々に囲まれた地域です。この地域の気候は大阪と比べてまったく違っていて、冬には沢山の雪が降って非常に寒い所です。富山での最初の晩は温泉のある典型的な日本のホテルに泊まりました。温泉は誰でもが行ける風呂で自然に湧き出るお湯を使用しています。夕食の際には、伝統的なあぐらをかいて座り食べますが、刺身、豆腐など、いろいろな種類の地域の食材がでます。勿論、常にお米はついています。特に日本の食事で私が大変気に入ったのは、ドイツとは違って・食事の献立がそれぞれ少量ですが、沢山の品種が提供されるということです。f:id:gruenwald:20111221120542j:image

私の部屋は典型的な日本の部屋でした。その部屋には障子と床の間がありました。私は寝る前に仲居さんが布団を畳の上に敷いて寝たわけです。ですから日本の部屋は色々な目的に効率的に利用できるようになっています。私は日本建築が大変気に入りましたので自分の家を建てる時には畳に障子の部屋を作りたいと思います。

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富山から大阪に帰る途中に私達は素晴らしい世界遺産の白川郷に立ち寄りました。そして、白山スーパー林道を通って帰ってきました。景色は筆舌に値して、お伽の国様に綺麗でした。みんなが日本の国土は都市ばかりと思うのですが、実際には殆どが緑に覆われた森で構成されていて工場や住居には20%としか使われていないのです。

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大阪市がハンブルグの現在の市長であり、以前のドイツ連邦共和国の大臣であったオラフ・ショルツ氏の歓迎式典にて、私はドイツの最新の政治問題について話をする機会を得ました。それは私には素晴らしい経験となりました。

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ロータリークラブの交換留学生してスリランカから約1週間MEL GUNASEKERAさんが岡本理事長のお宅に滞在されました。私達はスリランカやドイツ、日本の政治経済の興味ある話題を話しました。岡本理事長はその時の大阪の政治について話されました。大阪は其々の地域がその利害関係を主張している間は良くならない、利害関係を超えて上海、北京、シンガポール、東京などの世界の都市と伍していける体制を組めないと駄目だとおっしゃっています。11月の選挙で大阪の未来を関西圏として創造できる新しい体制が必要との事です。

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11月21日に私はドイツ総領事館の研修生として来日しているセバスティアンと一緒に高野山に行って来ました。高野山は900メーターの標高で山頂に仏教の真言宗の寺院が約100軒あります。私達はお遍路さんや旅行者の為に宿泊できる宿坊という寺院に泊まりました。そこには奥ノ院と呼ばれる最も大きく、親しまれている20万個以上の墓標がありました。そして、真言宗の創始者である弘法大師のお墓もありました。

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最後に私達は大門と呼ばれる山門を訪れました。そこからは素晴らしい景色を楽しめ、天気の良い時には四国まで見え、太陽の沈む雄大な景色を楽しめます。

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午後5時になると味噌汁、豆、御飯、豆腐、そして天ぷらなどの自然食品から作った食事を頂きました。

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お風呂は残念ながら入れませんでしたが、私達の部屋は夜まではまだ暖かかったです。ところが、真夜中になって暖房がきれてしまって、部屋の温度は零度近くになってしまいました。ドイツから分厚いコートを持って来てその時ほど良かったと思った事はありません。そして、何とか寝ることができました。翌朝、6時にお坊さんの早朝勤行に参加するために起こされました。外はまだ暗い中、寺院の中では数本の蝋燭に火がついているだけでした。4名のお坊さんが約30分程度仏教のお経を読まれました。大阪に帰る前に私達は壇上伽藍を見学しましたが、大変重要な寺院建築で9世紀に建築されたものです。

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最後に私達は真言宗の御本山で日本で最も大きな石庭のある金剛峰寺を訪れました。

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以上の経験から私達は日本が世界的に技術的先進性から来る単なる経済的成功ではなく、沢山の文化と歴史がある事を認識したのです。私の感想ですが、日本の文化は外国人にとって200年以上に亘って徳川将軍家の時代、鎖国していた事により、西欧文化が入り込む事なく、日本文化が醸成され一層発展し大変興味深いものになったのだと思います。

そういう意味から私達は若い時に外国の文化を知る事が如何に重要かを認識致しました。

数日の内に、私の日本滞在は残念ながら終わりになります。私は日本の国を知り、いろいろな人達と知り合いになり、筆舌に尽くしがたい経験をさせて頂きました。そして、その経験は私の人生全体に大きな道程と影響を与えてくれるとおもいます。

ですから、私は残された日々をここ日本で出来るだけ沢山の思い出を掴みたいと思います。

私は、ここ日本が本当に日本が気に入りましたので、近い将来また日本に来る事を確信しております。



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